道化師の涙
ど 貪欲に哀しい化粧を繰り返す
う 憂い顔の演技でも人は笑う
け 決して心の隙を見せたりはしなかった
し 真実と虚飾の危ういサーカス
の 残りの人生を幕間に数えてみる
な 奈落の闇をさまよう時も
み 未知だから明日はある
だ だから過ぎ去ったものは塗りつぶせる